健康的に美しい爪になるために「Nail care LABO」

お肌は毎日ケアするけど足爪までは気が回らない…。
そんな忙しいあなたに、専門家に直撃インタビュー!
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教えて、先生!正しい爪ケア講座

高山かおる先生

済生会川口総合病院皮膚科主任部長
東京医科歯大学附属病院臨床准教授
一般社団法人足育研究会 代表

Report.1

2018年4月27日

放っておけない!
足爪トラブル

あなたの足の爪、固く厚くなったり、巻いたり、皮膚に食い込んだりしていませんか?放っておくと膝や腰にまで影響が及ぶこともあるとか。足爪のトラブルと原因、そのままにして置くとどうなるかなど、爪のスペシャリスト、皮膚科医の高山かおる先生に伺いました。

足爪のトラブル、どんなものがありますか?

高山先生:代表的なものとして、爪の端が横方向に巻いてしまう「巻き爪」、爪が皮膚に食い込んで炎症を起こす「陥入爪(かんにゅうそう)」、爪が厚くなってしまう「肥厚爪(ひこうそう)」の3つがあります。これらは爪の病気というよりは、外的な刺激が影響した爪の変形です。
変形以外で多いのは、白癬菌による感染症の「爪白癬(つめはくせん)」、いわゆる「爪水虫」です。爪が厚くなったり白く変色したりして爪水虫に気づく方もいます。
爪のトラブルは、手よりも足によく起こります。なぜなら、足には全体重がかかると同時に、地面からの衝撃や靴からの刺激もあり、大きな負担がかかっているからです。

足爪のトラブル「巻き爪」「陥入爪(かんにゅうそう)」「肥厚爪(ひこうそう)」

その足爪トラブルの原因は何ですか?

高山先生:巻き爪、陥入爪、肥厚爪は、足に合っていない靴や歩き方・姿勢、爪の切り方などが影響して変形がつくられてしまいます。例えば、靴の先端がきつくて爪が締め付けられたり、外反母趾のような足の変形によって親指の爪が押されることも原因になります。また、「バイアス切り」と言って爪の両端の角を大きく斜めに切ってしまうとか、深爪してしまうとか、そのような間違った爪の切り方もトラブルのもとです。
一方、「爪白癬」は爪そのものの病気で、白癬菌という真菌による感染が原因です。皮膚の水虫が爪にも感染して爪白癬になります。