健康的に美しい爪になるために「Nail care LABO」

お肌は毎日ケアするけど足爪までは気が回らない…。
そんな忙しいあなたに、専門家に直撃インタビュー!
耳寄りネイルケア情報をお届けします!

Medical report すこやかな爪をどんなときも ~抗がん剤の影響から爪を守るセルフケア~

すこやかな肌や爪を保ちたい。それは病気になっても、どんなときでも変わらぬ願いであるはず。
けれども、乳がんと闘う女性の中には、抗がん剤の副作用で爪がもろくなったり、
ボロボロになったり、はがれ落ちてしまうケースもあるといいます。
そこで、こうした爪への影響をなるべく少なくするためにできることはないか、
セルフケアの方法などを、爪のスペシャリスト、皮膚科医の高山かおる先生に伺いました。

皮膚科医 高山かおる先生

まず、抗がん剤治療で爪にどんな影響が出るのでしょうか。高山先生は、はじめに、「一口に抗がん剤といっても、実はものすごい数があり、その中の『分子標的薬』という薬の中に、皮膚や爪に障害を起こしやすいものがある」と、抗がん剤のすべてが影響を及ぼすのではないことを説明。続いて、爪に起こる症状としては、「爪囲炎」があり、これは爪のまわりに炎症を起こし、痛み、また、炎症から膿んでしまったり、爪が剥離したりすることもあるといいます。
「がんの治療をしなければいけない中でこうした副作用が起きてくると、心が萎えてしまったり、闘う気力が落ちてしまったりすることもありますよね。だからこそ、爪への影響は少ない方が良いのです」。

では、一部の抗がん剤の爪への影響をなるべく少なくするためにできること何か。その方法を尋ねたところ、高山先生の答えは意外なほど単純明快でした。「患者さん自身ができるネイルケアというのは、実は健康な方にすすめているのと同じことなんです。爪を洗って、整えて、保湿する、簡単なセルフケアです」。