健康的に美しい爪になるために「Nail care LABO」

お肌は毎日ケアするけど足爪までは気が回らない…。
そんな忙しいあなたに、専門家に直撃インタビュー!
耳寄りネイルケア情報をお届けします!

教えて、先生!正しい爪ケア講座

高山かおる先生

済生会川口総合病院皮膚科主任部長
東京医科歯大学附属病院臨床准教授
一般社団法人足育研究会 代表

Report.2

2018年5月7日

肌だけじゃない、
爪にもお手入れが必要Page.2

ふだん見えない足の爪、つい無関心になりがち。でも、知らぬ間に足爪トラブル発生!とならないためには、肌と同じように日々のお手入れが大切です。簡単にできて健やかな足爪を保つネイルケアを、前回に引き続き、高山かおる先生に伺いました。

洗った後のお手入れは?

高山先生:よく洗って角質を落としたら、よくふいて水分を取り除きます。その後、足爪用のローションやゲル剤、クリームなどを塗ってしっかり保湿します。これを毎日やってください。顔にも毎日化粧水つけますよね。
また、爪の切り方もポイントです。間違った切り方はトラブルの原因になります。丸く切ったり、爪の両端の角を斜めに切る人が多いですが、正しい切り方は「スクエアカット」。まず、真横にまっすぐ切って、両端の角は少し丸めるように整えます。長さは指の先端と同じか、やや長めに切って深爪しないことが大事です。

インタビュー風景

「保湿」のために何を塗るといいですか?

高山先生:保湿とは、爪にローションなどを塗って乾燥を防ぐということですが、足の爪は手に比べると厚いですから、「角質に浸透する」働きがあるものを選ぶといいですね。一般に販売されているものには、軟膏、クリーム、ゲル剤、ローションなどがあり、この順番で浸透性が少なく刺激性も少ないんです。つまり、軟膏は、浸透しにくいけれど刺激も少ない。次がクリームで、ゲル剤、ローションという順番。ですから、浸透するという意味では、ゲル剤やローションが推奨されます。ただ、ローションはエタノールが入っていることが多く揮発性で乾燥したり、刺激になったりするので、エタノールフリーのゲル剤の方がより良いと思います。
それから、「爪の柔軟性を高める」働きがあることも大切です。足を踏み込んだりするときには爪が広がり、広がることで力を発揮しますが、巻き爪になっていたらパキッと折れてしまったりするわけです。足爪の柔軟性は大切で、浸透させると同時に柔らかくするようなケアが必要になります。